2026年5月27日配信 プレスリリース
善きサマリア人の法検討部会発足に伴う委員の公募について
― 市民による救命活動を社会全体で支える法整備へ ―
任意団体日本応急手当普及員協議会
任意団体 (代表理事:芹澤零音、本部:東京都町田市)は、日本国内における「善きサマリア人の法(グッドサマリタン法)」の法制化に向け、「善きサマリア人の法検討部会」を発足することを決定いたしました。
本検討部会は、救命現場において善意で応急手当やAED使用などを行った一般市民が、過度な法的責任への不安を抱えることなく救命行動に踏み出せる社会環境の整備を目的として設置するものです。
近年、日本国内ではAEDの設置拡大や救命講習の普及が進む一方、「責任を問われるのではないか」「訴訟になるのではないか」といった不安から、現場で行動をためらうケースが課題として指摘されています。実際に、救命講習受講者や教育現場、企業関係者などからも、法的保護の必要性を求める声が寄せられています。
海外では、善意による救命行為を一定範囲で法的責任から保護する「グッドサマリタン法」が整備されている国も存在しています。しかし、日本国内では包括的な制度整備には至っておらず、市民救命を支える法制度のあり方については、さらなる議論が必要とされています。
こうした背景を踏まえ、本検討部会では、医療従事者、法律・法制度の専門家、教育関係者、国会議員など、多角的な立場の有識者とともに議論を進めてまいります。また、有識者のみならず、実際に救命現場へ遭遇する可能性のある一般市民の声についても広く吸収し、現実的かつ社会に根差した制度設計を目指します。
なお、本検討部会では、委員の一部について一般公募を実施いたします。救命活動、医療、法制度、教育、防災、地域活動などに関心を持つ方を対象に、専用フォームを通じて募集を行い、幅広い立場からの意見を議論へ反映していく予定です。
日本応急手当普及員協議会は、「あなたのそばに救える命がある」という理念のもと、誰もが安心して救命行動に踏み出せる社会の実現を目指してまいります。
【検討部会概要】
名称:善きサマリア人の法検討部会
目的:日本版グッドサマリタン法の制度検討および政策提言
内容:有識者会議、制度比較研究、国民意見収集等
対象:医療従事者、法制度関係者、教育関係者、国会議員、有識者等
【委員公募について】
募集対象:
医療従事者、法律・法制度関係者、教育関係者、救命講習指導者、消防・防災関係者、学生、一般市民
など、本テーマに関心のある方
活動内容:
〇オンライン会議への参加(毎月第2・4月曜日 19時~20時)
〇制度案に対する意見提出
〇海外事例や国内課題の共有
〇国民向け提言内容の検討 等
活動期間:
2026年6月15日~2027年6月14日(予定)
募集期間:
2026年5月27日 ~ 6月14日(予定)
応募方法:
以下の専用フォームより応募
https://forms.gle/bHbHbC39tZYm8nks5
※応募多数の場合は選考となる場合があります。
※オンライン参加を基本とする予定です。
※年齢・所属等を問わず応募可能です。
【設置背景】
・救命現場における法的責任への不安
・AED普及に対し、実際の使用率が十分とは言えない現状
・市民救命を後押しする法的・社会的基盤整備の必要性
・海外におけるグッドサマリタン法整備事例の存在
本取り組みは、「救命行動をためらわない社会」の実現に向け、市民救命を法制度面から支える新たな挑戦です。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本応急手当普及員協議会 事務局
Mail:jfaic.info@gmail.com(24時間受付)