AED推進フォーラム2023に登壇しました(2023年12月6日配信) 活動報告
2023年12月6日(水)一橋講堂にて開催された「AED推進フォーラム2023(公益財団法人日本AED財団主催)」では、第Ⅲ部パネルディスカッション『「国民誰もが救命サポーター」を目指して…学校教育の期待』に弊会創設者で代表理事の芹澤零音(当時高校3年生)が登壇しました。芹澤のほか日本AED財団専務理事で京都大学医学部教授の石見先生やジャーナリストの堀潤さんをはじめとする専門家や学校教育で心肺蘇生教育の研究をなされている先生方など、多数の有識者と30分にわたる熱きディスカッションが繰り広げられました。高校3年生ということもあり、会場は驚きの声が上がりましたが、同じ目標を掲げていることに変わりはなく、議論は盛り上がりました。
今の教育課程では自発性を養う教育がない
なかでも弊会として着目している点は、学校で応急手当を学んで以降、社会に出た後に学ぶ機会は自ら作らない限りはないということです。だからこそ、学校教育の中で正しい知識と技術を身に着ける必要があると考えていますが、現状はそれが後回しになっています。
私たちは心肺蘇生を含む応急手当を学校教育に段階的に盛り込むことによって、自発性を養う教育機会に繋がるのではないかと考えています。人を助けることのハードルをより低くすることによって、困っている人に寄り添える人を増やしていきたいと思っています。